オンラインストリーミングサービスがますます活気付いています。こうしたオンラインストリーミングはコロナウィルスが猛威を振るっていることもあり、ますます人気が高くなっていくことは確実です。
ここで気になるのがオンラインストリーミングサービスによるブルーレイの未来です。ブルーレイは昨今ではある程度定着した感がありますが、やはり動画ストリーミングサービスのようなインターネットの影響を大きく受けます。ストリーミングサービスであれば大容量のデータも簡単にやり取りできますから、わざわざブルーレイを買って見る必要性もないというわけです。ブルーレイプレーヤー等も必要となることも弱点でしょう。
何よりも危惧されているのが高速通信の進化です。5Gなどの高速通信も予定されていますが、こうした高速通信が整備されればDVDのようなメディアは一気に陳腐化します。大容量を誇るディスクも高速通信の前には刃が立ちません。一部の識者はDVDのようなメディアは全く使わなくなってしまって、コレクターアイテムに堕するのではないかと分析しているくらいです。
動画ストリーミングサービスであれば直ぐに視聴できるといった利点もあります。ますます動画ストリーミングサービスは費用もやすくなっているので、ますます利用もしやすくなっていることも利点。
とはいえ、全くブルーレイの未来がくらいかというとそういうわけでもありません。むしろこういう時代だからこそDVDなどのようなディスク形式のメディアが活きてくることもあります。例えば、動画ストリーミングサービスは災害時には実に弱いです。災害時にはインターネットも切断されてしまってストリーミングサービスも利用できません。一方、ディスクメディアであればこうした問題も気にすることなく楽しめます。このような災害時の強さは実に魅力的なところでしょう。
ほかにも、バックアップなどにもやはり適しています。映像をストリーミングサービスで見てその保管はディスクですると行った利用方法はまだまだ主流です。ハードディスクなどを利用する手もありますが、やはりディスクのほうが分類や管理もしやすいこともあり、まだまだ人気が高くなっています。
このようにディスク関連のメディアはストリーミングサービスの流行でますます変化していくことが予想されますから、その動向を常にチェックしておくと時代の先読みが出来るようになることでしょう。